修理、表面仕上げと3Dプリンティングのためのアディティブ・マニュファクチャリング
パウダー用の特殊ノズルを備えた当社のレーザ肉盛溶接 用ヘッドにより、さまざまな用途でレーザクラッディングが可能になります。ピットの発生がほとんどない高耐用性の積層をあらゆる方向において形成することができます。代表的なアプリケーションは、腐食および摩耗保護層の形成、修理や3Dプリンティングです。
YC52は、粉末を用いたレーザクラッディングの効率性と柔軟性を兼ね備え、幅広いアプリケーションに対応することが可能です。
アドバンテージ
- アディティブ・マニュファクチャリングの多くのアプリケーションに柔軟に対応
可変できるトラック幅とさまざまな粉体供給方式により、多くのタスクに柔軟に適応できます。
以下の用途に対応しています。
- 小さなスポットサイズで高い粉末の使用効率(パウダー効率)を実現するリングノズル(Ring nozzle)。
- 3Dプリンティングに最適な、4つの粉末フィードを備えたマルチビームノズル(4-way nozzle)。
- -シールドガスを粉末の周りに配置でき、滑らかな表面を形成できる側面ノズル(Off-axis nozzle)。
粉末クラッディングの適用分野は、研究分野だけでなく、工業用途にも広がっています。ニッケル、コバルト、鉄、ステンレス鋼等の合金、チタン合金、炭化タングステンを含む粉末など、幅広い材料の造形が可能です。 - 肉盛溶接中の肉盛り層高さのオンライン品質モニタリング
特に高い構造物を造形する場合、一定の肉盛り層の高さを維持することが不可欠です。 プレシテック IDM(リンク は、レーザ肉盛プロセス中に肉盛層の高さを同軸で高精度に測定します。シーメンス(リンク) との連携により、この高さの測定結果はプロセスコントロールシステムにフィードバックされ、構造物の高さの測定結果はオンラインでCADデータと比較されコントロールすることができます。そのため、分析のためのプロセスの中断やリワークの必要がなくなり、加工時間と運用コストの削減が可能となります。
また、パイロメータを使用することにより、プロセスの自動化や安定性を改善することができます。
テクニカルデータ
- レーザ最大出力: 6 kW (YC52, アプリケーションや使用するノズルによる)
- ワーキングディスタンス: 12 to 14 mm (24 mm フォーカスレンズ集光距離 250 mm使用時)
- 最小スポットサイズ: 0.7 mm (リングノズル), 2.0 mm (マルチビームノズル)
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