フィラーワイヤを使用しない、コスト効率の高いアルミニウムのレーザ溶接
アドバンテージ
- レーザ出力の制御による最適なシーム
溶接シームはレーザビームのスキャニング動作により影響を受けます。例えば隅肉溶接の場合、上部シートへ照射されるレーザ出力は大幅に高くなりますが、ScanWelderでは照射されるレーザ出力を調整することができます。ScanWelderでは、一軸のスキャニング動作の折り返し点でレーザ出力を減少して、最適なシーム形状を実現することもできます。 - フィラーワイヤを使用しない溶接によるコストと時間の節約
ScanWelderを使用することにより、通常の溶接方法と比較して、溶接速度の高速化、投資の削減、運用コストの大幅な削減、柔軟なプロセスの構築が可能となります。溶接点までの距離が長いため、プロセスの安全性と安定性にも効果があります。 ScanWelderを使用することで、リモート溶接と「オンザフライ溶接」が可能となり、費用対効果と加工時間の短縮を図ることができます。. - 5xxxおよび6xxxアルミニウム溶接時のプロセス安定性の向上
車のドア、バッテリーボックス、アンダーライドプロテクションに5xxx / 6xxxシリーズの高強度アルミニウム合金が使用されることが最近の技術の動向です。これらの材料のクラックやポロシティの少ない溶接には、インテリジェントな自動溶接システムが必要です。ScanWelderは入熱量を削減する事を目的としており、それにより最適な溶接シーム形状を実現することができます。
テクニカルデータ
- ビームオシレーション: 最大 500Hz
- 調整可能な溶接シーム幅(使用される光学部品による)
- レーザ出力コントロール (アナログ出力:0-10V)
- 対応波長: 905-1080nm
- レーザ最大出力: 16kW
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