塗膜厚の非接触測定
Enovasense point sensor は、簡単に組み込むことができる超小型のプローブによって、あらゆるコーティング材の厚さを非破壊で正確に測定できます。
アドバンテージ
フットプリントが小さく軽量な輻射熱放射測定センサー
Enovasense point sensor プローブは、重量 150 g、サイズ 35 × 35 × 64 mm という軽量で超小型の輻射熱センサーであり、インライン検査用途に最適です。プローブはそれぞれ個別のコントローラーを持ち、ほとんどの狭小スペースに組み込むことができます。プローブとコントローラーをつなぐケーブルの長さは、最大 20 m まで可能です。さらに、プローブには可動部がないため、組み込み後のメンテナンスが不要です。あらゆる塗膜層を高精度に測定
あらゆる種類の塗膜や基板物質(拡散性、反射性、平面、曲面、粗面、研磨面など)、およびあらゆる表面(鏡面、未塗装の金属、セラミック、接着面など)で、正確で安定した膜厚測定を実現します。測定可能な厚さの範囲も、ナノメートルからミリメートルまでと他に類を見ない幅広さであり、測定安定性についてもサブミクロンでの安定性を長年維持します。汎用性の高いポイントセンサーシリーズ
コンパクトな T033 と超コンパクトな T060 の 2 つのサイズのプローブにはそれぞれ、ヘッド長に対して垂直に測定するための角度付きレーザービームを搭載したバリエーションが用意されています。さらに、多様な光学フロントレンズにより、幅広いワーキングディスタンスと、0.3 mm ~ 12 mm のレーザースポット径を実現します。T033 プローブは独自の遠距離対物レンズを備えており、ワーキングディスタンスを 200 mm まで拡大し、± 50 mm の距離公差を確保できます。ほぼすべての産業環境に容易に導入可能
この非破壊・非放射技術により、アライメント操作の少ない測定ができます。公称距離の最大 ± 50mm のアライメント公差と最大 ± 50° の角度公差を持つ Enovasense point sensor は、独自の扱いやすいインテグラビリティを実現します。このセンサーは、振動や部品の曲率・形状の変化があっても高い安定性を示します。このセンサーは、非常に高温でも部品を測定でき、室温は +50℃ まで対応できます。
センサーに付属の直感的なソフトウェアにより、どのような塗膜用途でもセンサーの構成および校正を迅速に行うことができます。特定の用途では、一連の測定を行いながら、その測定値の統計を計算できます。また、Modbus Ethernet 接続により、外部 PLC からデータフラックスを収集することもできます。
テクニカルデータ
- 測定範囲:0.01 ~ 1000µm*
- 測定の再現性:測定された厚さの < 1%*
- 1 秒あたりの測定数:1Hz~100Hz
- Enovasense PS インターフェイス:イーサネット
*コーティング材により異なります
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